【来日公演】リガブエ/リガブーエ 2015年2月

LigabueTokyo2015-2

現代イタリア音楽界の最高峰Ligabue(リガブエ/リガブーエ)が、ついに初来日!

直近のアルバム2作が連続で年間ベストセラーに輝く、現代イタリア最高峰のロックスターであると同時に、アコースティック・サウンドでも聴かせるカンタウトーレであり、映画監督でもある。イタリア音楽ツウやプログレ・ファンの間で著名なMauro Pagani(マウロ・パガーニ)とCorrado Rustici(コッラド・ルスティチ)が協力してサポートするアーティストとしても特異な存在だ。

10数万人の観客動員数(ヨーロッパ最高記録)を持つスーパースターのステージが、今回の日本公演では300人キャパのライヴハウスで行われる。これは本国のファンが嫉妬するほど贅沢なシチュエーションで、ここ10数年のイタリア人アーティストの来日公演のなかで、1番2番を争う歴史的な公演となることは間違いないだろう。チケット争奪戦となるのは必至。お見逃しなく。


【東京公演】
日時:2015年2月3日(火)19:00開場 20:00開演
チケット:6,500円
場所:高田馬場CLUB PHASE
最寄駅:高田馬場(JR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線)
地図: http://www.club-phase.com/contents/access.html
住所:〒171-0033 東京都豊島区高田3-8-5セントラル・ワセダ1F事務所103
TEL:03-5911-2777(受付時間:15:00-22:00)
チケット先行発売:https://ticketpay.jp/booking/?event_id=741(SoldOut/完売)
チケット販売開始(予定):2015年1月3日午前10時よりhttp://www.diskgarage.com/ticket/detail/no069944


【略歴】
1960年3月13日エミリア・ロマーニャ州コッレッジョ生まれ(55歳/2015年)。ファンの間ではシンプルにリガ(Liga)と呼ばれる。

レジスタンス活動で名を馳せたエミリアの英雄マルチェッロ・リガブエの孫で、商学を修了した後、様々な職業を転々としていたが、1986年(26歳)、アマチュアバンド、オラゼロ(Orazero)を結成、1988年にデビュー・シングルを発表し、地元のコンテストで優勝する。ベテラン・カンタウトーレ、ピエランジェロ・ベルトリに見出される。

1990年、ようやく30歳にしてソロ・デビュー。同年のフェスティヴァルバールで赤丸急上昇アーティストとして表彰される。1991年の2ndアルバムもヒットするも、3rdアルバムと4thアルバムが不振で大きな危機を迎える。1995年の5thアルバムは、アメリカン・ロック・サウンドの中でイタリア語詞で歌うスタイルを打ち出して成功。現代のイタリアン・ロックのシンボルとなった。

1998年には初めての映画監督を務め、『ラジオフレッチャ(Radiofreccia)』を制作(日本でもイタリア映画祭2001で上映)。

1999年の6thアルバムでは、アレンジや歌詞面で進化を遂げる。2002年の7thアルバムはさらに大きなセールスを得て、フェスティヴァルバール優勝など各賞を独占。

2003年の2作目となるライヴ盤では、マウロ・パガーニらを迎えたセミ・アコーステックのステージを披露。観客&批評家に絶賛される傑作となり、年間最優秀アルバムとして大統領の名を冠したチャンピ賞を受賞。

2005年は大躍進を遂げ、名実ともにイタリアのトップスターとなる。まずはエミリア州の飛行場カンポヴォーロにて、デビュー15周年を記念した歴史的記録に残る大規模な野外ライヴを敢行。18万人(うち、16万5千人がチケット購入者)の観客を動員し、ソロアーティストの有料ライヴとしては、ヨーロッパ記録を樹立。同年の8thスタジオアルバムで再びフェスティヴァルバールで優勝。2006年には同アルバムを掲げた大規模ツアーを実施。同年エリーザに「Gli ostacoli del cuore(意:心の中の障壁)」を書き下ろしてデュエット。エリーザの代表曲のひとつとなる大ヒットを記録。同年、2度目のチャンピ賞を受賞。

2007年、自身初のベストアルバムを、翌2008年にはその第2弾をリリース。この頃からコッラド・ルスティチ(元チェルヴェッロ)がプロデュースやギタリストとして参加し始める。

由緒あるアレーナ・ディ・ヴェローナ公演で行った2009年のコンサートを収録したライヴアルバムを挟んで、デビュー20周年となる2010年に満を期して発売したアルバム『Arrivederci, mostro!』は、年間ベストアルバムとなっただけでなく、翌2011年も年間チャート15位に残るロングセールスも記録した。

2011年に再びカンポヴォーロでの大規模野外コンサートを実施。2005年時の混乱や危険を回避するため、11万人限定にして敢行。同コンサートは、同年暮れに3D映画として公開された。

2013年11月には待望のスタジオアルバム最新作『Mondovisione』をリリース。2013年中では僅か1ヶ月強の販売期間にも関わらず、またしても年間ベストセラー・アルバムに輝き、スタジオ・アルバムが2作連続で年間ベスト・セラーに輝く記録となった。同アルバムのタイトルが“世界展望/世界視点”という意味であるように、世界の様々な景色をアルバム内のブックレットに収められており、中には日本のシーンも複数掲載されている。そしてそのコンセプト通り、初めてヨーロッパの外でも公演する本格的なワールド・ツアーを開始。こうして初めての日本公演も実現することとなった。

【ディスコグラフィ】
1990 – Ligabue
1991 – Lambrusco coltelli rose & pop corn
1993 – Sopravvissuti e sopravviventi
1994 – A che ora è la fine del mondo?
1995 – Buon compleanno Elvis
1997 – Su e giù da un palco(ライヴ)
1998 – Radiofreccia(映画サントラ)
1999 – Miss Mondo
2002 – Fuori come va?
2003 – Giro d’Italia(ライヴ)
2005 – Nome e cognome
2007 – Primo tempo(ベスト)
2008 – Secondo tempo(ベスト)
2009 – Sette notti in Arena(ライヴ)
2010 – Arrivederci, mostro!
2011 – Campovolo 2.011(ライヴ)
2013 – Mondovisione

※略歴は『ムジカヴィータ・イタリア』第4号より抜粋。